先日はお取引先様の
バーテンダーさんが所属していらっしゃる
日本バーテンダー協会主催
「NBA盛岡支部カクテルパーティー〜ゴットファーザー〜」
なるものに参加して参りました。
絢爛豪華なパーティー！
おほほほっ！
というのではなく、その一部で開催された
「地元食材などの内覧会」に出品者として
試食展示会をしてきたのだ。
そんな内覧会の席で、隣の隣にいらっしゃったのが
クッキングトマトを生産されている
「ほ〜じょ〜の〜じょ〜さん」だった。
彼は震災の時、陸前高田市に住む非農家でしたが、
震災を機に色々考えた末に
陸前高田で農業を志すようになったそうだ。
さらに、前々から知っていた「にたきこま」という
岩手発祥のクッキングトマトに惚れ込んでの起業だったそうだ。
「にたきこま」は加熱するとトマトの旨みがぐっと出てくる
大変美味しいトマトだ。
ほ〜じょ〜さんは、これをジャムに加工して販売している。
彼はとても穏やかな方で、
「飼い主は、飼い犬と似る」というか
「作り手は、作っているものに似る」みたいな、
どことなくトマトのような丸く優しい雰囲気の持ち主だ。
お知り合いになれた事を凄くラッキーに思う。
そんな「ほ〜じょ〜さんのトマトジャムwithゆず」を
１瓶頂いて帰った三谷夫妻。
「きっと我が家のヨーグルトと合うよね。」と
早速金のヨーグルトと合わせて食べてみた。
これが、凄く、美味しい！
「う〜ん。」と味わうほどに、美味しい。
「う〜ん。」とかみしめるほどに、美味しい。
「う〜ん・・う〜ん」と唸りながら
自動的に次から次へと口の中に運んでしまう。
まさに、オートメーション機能付き食品だ。
これは、美味しい。
自分で言うのも気恥ずかしいけど、お似合いである。
折りしも、３月１１日が近づいている。
我が家もまた「復興支援ギフト」を販売して
微々たる力ながら、復興の一助になりたいと思っている。
そこにきて、ほ〜じょ〜の〜じょ〜さんと
出会えたのは、本当に良かった。
復興支援ギフトだけで販売している
金のバターと、我が家の乳製品と
そして陸前高田でグングン育った
「にたきこまジャム」を販売させて頂く事となった。
ほ〜じょ〜さんも、漁師の臼井さんも
陸前高田の変り果てたままの現状を見て
一喜一憂の日々なのだと思う。
内陸部で、すっかり元通りの生活をしていると
たまにふっと申し訳ないような気持ちになる事がある。
すっかり元通りになるには
これから１０年も２０年もかかるのかもしれない。
でも、「たった今」を積み重ねている
被災地の皆様の気持ちを、せめて少しだけでも
共有したいと思う。
