岩手言葉

岩手に住み始めて何年になるだろう??
あぁ、7年目だ。
7年も経つのに、しばしば遭遇する驚きがある。
「岩手言葉」だ。
先日、
一戸町スーパーアドバイザー「梅ちゃん一家」
が遊びに来てくれた時の事。
梅ちゃんママが放った台詞がとても面白かった。
「なつねが、ゴンボホッタこったよ。」
今、何て??
「ゴンボホッタ???」
妻は、無い頭脳を高速フル回転させて
話の辻褄を合わせようと努力したが、
「??ゴンボホル??って、何??」とギブアップ☆
「ああ、あのね、駄々をこねるって意味だよ〜」
調べると、小さな子供が駄々をこねてしゃがみ込む姿が
畑で一生懸命に牛蒡を掘る姿によく似ている事から、
「わがままを言う・駄々をこねる・ごねる」などの仕草を
「ごんぼ(牛蒡)掘る」と言うようになったのだとか・・・。
牛蒡は地中深く、長く、埋まっているからね。
時間がかかるのだ、掘るのに。
とても想像力を働かせた表現。
言い得て妙!
岩手は、じっくり・じんわり、でも的確に物事を進める
県民性だと思う。
「ゴンボホル」
それは、じっくり・じんわり、意味が伝わる岩手言葉です。