5月10日
やまけんさん事「山本謙治さん」が牧場にいらっしゃいました。
やまけんさんと言えば「やまけんの出張食い倒れ日記」が有名です。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/
御本も沢山出版されており、
我が家も大変お世話になっている方です。
食品を適正な立場で、市場に立たせる事で、
健全な食世界が保て、生産者も消費者も利に叶う、という事を
常に公言して下さっている。
この方は、食に関するエキスパートで、
岩手短角牛(肉牛)のオーナーさんである事でも
有名です。
農業と消費者を食でつなぐ、キューピッドみたいな方です。
そして、やまけんさんの御紹介で
お知り合いになった「La 毛利」の毛利シェフにも
お越し頂きました。
お二方とも、とても真剣に
「牛と乳製品と人」を考えて下さるので、
三谷家は、心地良く緊迫した気分でした。
ただし、やまけんさんは
とても豪快な笑い声で、
その緊迫感は、しばしば、ドッチャラケな雰囲気に変化しました。

我が家の乳製品は、
まず牛ありき。
そして、作り手(夫)ありき。
おまけで売り手(妻)ありき。
牛の生命力を頂いて、作り手(夫)の気持ちを
注いでいるという事が、
少しでも皆様に伝わればいいな、と思う今日この頃ですが、やまけんさんや毛利さんは、
これを見事に表現して下さる方々なのです。
とても貴重な機会でした。