お客様たち


6月15日
伊勢丹のバイヤーさんと、良品工房のバイヤーさんが
我が家にいらっしゃいました。
昨年から、我が家のバター、フロマージュブラン、ヨーグルトは
伊勢丹新宿店本館地下1階の
「プラドエピスリー」という特選コーナーにて
お取り扱い頂いているのだが、
この7月から
「デリカコーナー」というところに移転して、販売される事となった。
同じお店の中を右から左へお引越しするのだが、
伊勢丹さんは
「移動するのは簡単ですが、こんなに良い物でも
 ただ移動させて、ただ売っても、時にはその特別感が
 上手くお客様にお伝え出来なくなってしまって
 埋もれていってしまうって事も有ります。
 でも、僕はこの商品をそんな風にしたくないし、
 実際売り場の女の子からは、熱心な常連のお客様の為にも
 守って欲しいと、言われました。」
と言うことで、わざわざ東京からここまでいらっしゃって、
今後の展開、計画などをご説明下さいました。
良品工房のバイヤーさんも、これを機に我が家を見たいという事で
お忙しい時間を割いて、来て下さいました。
バター作りは、地味な製造作業の中でも
さらにまた、ひときわ地味な作業である。
バターを作っていると、ついつい
「コツコツコツコツ、地道〜な1歩、ふう〜・・」と口ずさんでしまう。
その日、地味〜な1歩が何かを掴んだような気がした。
遠く東京のお店でご購入下さった方が、確かにいらしゃった。
そして、「美味しい」って喜んで下さった方が、確かにいらっしゃった。
1歩1歩は、我が家に何よりも大切な事を伝えてくれるのだ。
伊勢丹のバイヤーさんは、とても和み系な方で、
良品工房の方は、とても華やかな方で、
その日は、とても楽しくお話をした。

6月20日
以前参加した「工業技術センター主催・食品見本市」で
評価委員をなさった、大滝先生が
突然「明日、家族と共に遊びに行きたい」と
お電話下さった。
大滝さんご家族は、とってもホンワカした良いご家族です。
2歳の男の子が、
ジャージーと水溜りに興味深々で、
我が家の子供達と共に
水溜りでバシャバシャ、遂には大滝Jrが頭から水に
ダイブして、外遊びは終了。
夫は大滝さんとずっとお話していたが、
大変興味深いお話で、仕事の良いヒントを沢山もらったようだ。
後日、夫は妻に
「コレコレ、こういう事で、こんなやり方もあるってわけや!」
(自慢げに、鼻息荒く)
と、大滝さんから教えてもらった事の受け売り。
「そうやって、大滝さんが言ってたんでしょ!?」と
妻がじろり、と睨む。
「・・・・そうやっ。」
夫は「だから何か!?」とでも言いたげにお茶をすすった。
来客の多い今日この頃ですが、
こんな山奥に来て下さる事の有難さと、面白さを感じております。
またぜひ、お越し頂きたいです。
にほんブログ村←おさんぽジャージー三谷牧場へ応援のクリックを☆
人気blogランキング←おさんぽジャージー三谷牧場へ応援のクリックを☆