子育て

小学校3年生の長男のクラスでは
最近にわかに
「○○ちゃんは△君が好きなんだよ!」とか
「☆ちゃんが一番もてるんだよ!」など
いわゆる恋バナが多発しているようだ。
親としては「へえ〜」と聞き流しながらも
「うそうそ!?もうそんっな会話をっ!?」と
内心穏やかではないのだ。
「THE・こども」だと思っているんだ、こっちは!!
「え〜、そんじゃ、あんたは誰か好きな人いるの〜〜?」
と波乱含みな母親心を隠して、さりげな〜く探る。
「う〜ん・・。僕はいないけどね〜
 S君はね〜、最近Tちゃんが好きなんだよ。」
そうか、S君はTちゃんか、で?
「それで、最近S君はTちゃんにモテようと思って
 かっこつけてるよ。」
そうか、そうか、S君はかっこつけてるんだ、で?
「S君はかっこいい猫になろうと努力しているよ。」
そうか、そうか、S君は涙ぐましい努力をしているんだ、で?
「だから、S君は猫背、猫舌、猫爪になろうとしているよ。」
・・・・そうか、・・・。
「猫背、猫舌、猫爪???」
「うん、かっこいい猫になってTちゃんにモテたいんだって!!」
多感なお年頃に差し掛かっている子供達・・
時に失敗を重ねつつ大人になるのだろうね・・。
日々はまるで「コント」を見ているようで
とても面白い。
誰か、S君の努力の方向が
もしかしたら間違っているんじゃないかと
教えてあげないのかな。
(大失敗だよ!)