放牧始めました!

やっぱり「春」は来てくれた。
皆平等!万歳「春」!
真っ白だった不毛な大地は、多彩な草木に囲まれた
新緑の楽園になりました。

5月4日は、三谷ファミリー
待ちに待っていた日。
「放牧開始日!」
朝からソワソワしちゃうくらい、
皆に吹聴しちゃうくらい、
楽しみにしていたのだっ!
首に繋がれていたロープを外してあげたとたん、
牛達は「やっほ〜〜〜!!!」と飛び出した。
「やっほ〜!」なんて言葉は言ってなかったけれど、
あの顔は、絶対「やっほ〜顔」だ。
体中から嬉々としたオーラを噴出させながら、
うららかな陽の下へ駆け出した!

中には、張り切って駆け出して
土のくぼみにつっかかって、前のめりになりつつも
「やっほ〜〜〜!!」と前進しようとして
膝から崩れるように転んでいる
「張り切りすぎ・やっほ〜さん」がいた。
また、全身で喜びを表現すべく、
同じ場所をグルグルグルグル走っている
「回転・やっほ〜さん」もいた。
そして、ひとしきりはしゃいだ後は
各々草を美味しそ〜うに「ムシャムシャ」と食べ始めたのでした。

冬期間の牛舎生活で見せる
穏やかな顔もいいけれど、
緑の大地を闊歩している
イキイキとした顔は、もっといい。
壮大で優美だ。
牛を飼っていて1番嬉しい時って
自分の牛に惚れちゃう時だ。
「綺麗だな〜・・」って惚れ惚れする。
うちの牛は尊厳に満ちている。