初雪でした2013

10月下旬からず〜っと、ず〜っと
心の奥で三谷夫妻を脅かしていた奴がいる。
「奴はいつ来るだろうか?」
それは毎年芽生え、そして必ず現実になっちゃう「予感」だ。

11月11日
今年もやっぱり現実になっちゃた。
「初雪」でした。
11日の朝、目が覚めると
妙に明るい部屋に
「しまった!!!」と飛び起きた。
別に何もしくじっていないけれど、そんな気分・・。
窓の外には薄く真っ白に覆われた牧草地が広がっていた。
朝焼けが雪に反射して、どこもかしこも1ランク明るい。
「おおお・・・。」
今年は岩手移住暦10年目という節目だけど
綺麗だな〜と感心する反面、車の運転や雪掻きや冷性やら
沢山の現実を考えると、やっぱり喜べない。
牛舎では牛達が搾乳を終えても外には出れないと悟ったようで
じ〜っとこちらの様子を伺っていた。神妙な顔である。

唯一、子供達だけがドンチャン騒ぎを起こしていた。
「雪だ〜〜〜!!ヤッホー!!
 雪だるま、ソリ、雪山遊び、スキー!!!
 雪好き!!雪好き!!雪、すっき〜〜〜〜!!」と
ドンチャン、ドンチャンやっていた。
雪は毎年必ず降るのだ。
山程積もるのだ。
だから、子供達のようにポジティブに捉えられたら
どんなに幸せだろうか、と思っている。
せめて、牛達のように全てを達観できたら・・。
今年も「雪を楽しむ会」発足です。
今年こそは、凄い素晴らしい「雪付き合い」をするために。