明けましておめでとうございます。


明けましておめでとうございます。
お正月早々、岩手県は大雪警報大発令でした。

31日から、ボンボン降り始めた雪は
1日〜2日とボンボン降り続け、
1晩で我が家の軽トラが写真の状態になりました。
朝、「?軽トラは?」と見渡す程でした。
雪の下に埋もれた軽トラ君を救出するのに、1時間。
さて、牛舎に行こう・・・
お家と牛舎の間には、1筋の小川が流れていて、
そこの橋を渡って牛舎に行く。
そんな橋の上には、雪の重みで真っ二つに割れて
倒れこんだ大木が横たわっていた。

「ビックリ仰天!」
しばらく、大雪降り注ぐ大地に突っ立って
ボ〜ゼンとしてしまった。
「どうしたら、いいんだろう・・・。」
このお正月の大大大雪は、
西日本軍団・三谷を途方に暮れさせた。
そんな時、遥か遠くから
ザクザクとチェーンソウを担いで腰まで雪に埋もれながら
こちらにやって来る人影がありました。
御近所のKさんである。
「やっぱり、大変な事になってたか〜。俺が何とかしてやっから、
 任せろ!」と
持ってきたチェーンソウで倒れた大木を処理し始めた。
「生木は、下手に切ると、跳ね返ってきて、当たって死んでしまう事が
 ある。危険なんだ。三谷家はまだ死んじゃだめ。
 俺は、いつだっていいんだっ(笑)」
Kさんは、その後も毎日来てくれて
除雪やら、差し入れやら、
本当に沢山助けて下さいました。
みんな、何も言わず助けてくれた。
今年の大雪は60年に1度の大災害だった。
「岩手ってば、酷い!」と・・・
思ったかもしれない。
でも、色んな岩手人に、
「岩手にいて良かった」と実感させてもらった。
新年早々、涙が出るほど、感謝の気持ちでいっぱい。
今年も素晴らしい1年になると、
勝手に確信している三谷牧場でございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。