今年の春に生まれた子牛「まなちゃん」が
大人デビューしました☆
生後7ヶ月になり、牛舎の一角にある
子供部屋（個室）が大変手狭になりました。
前に動いたら鼻先が突き出るし、
後ろに下がったら、お尻がぶつかる。
最近では、1人でドッカンバッタンしていた。
牛は群れで行動する生き物で、
新参者や、弱小者をいじめる傾向がある。
でも、「まなちゃん」や我が家の他の子牛達は
みんな、産まれた時から大人の隣にいて、
上から皆が覗いて行くので、日頃から
仲が良い、というか、身内なのである。
朝晩の搾乳の時に牛舎に帰ってくる大人牛の中には
決まって子牛見物をしてから、位置につく者もいる。
鼻先でお互い「ふんふん」と突き合って、
「じゃあね」と離れていく。
そのお陰か、「まなちゃん」は
解放してしばらくは
「どうしろって、いうんだい？」というふうに、
動きが止まってしまったが、
大人の牛に誘われて、やがて草を食べ始めた。
大地から生える草を好きなだけ食べる、
という状況になかった「まなちゃん」ですが、
大人牛を見て、すぐに理解したようです。
やがて大人牛の中に混じって、
牛舎に帰って来ました。
三谷は、大人牛の中で、
1番いじわるな「ハイかぶりちゃん」を
しばらくの間マークしておりましたが、
我関せずといった風で、一安心。
まだ、寒い日は子供部屋にいる「まなちゃん」ですが、相変わらずドッカンバッカンと
やかましくしております。
