素敵な人

12月15日
「いわて農林水産躍進大会」で
我が家は「明日を拓く担い手賞」を受賞しました。
一戸町役場の方が推薦して下さっての、受賞でした。
そんな訳で、15日は盛岡で表彰式があったので、
お祭好きの妻が表彰されに赴いたのでした☆
表彰式なのに、普段着で参加した「KY」な妻。
参加者全員がスーツなところで、ニコニコして参りました。
そして、この大会で
「むら・もり・うみ女性アグリビジネス活動表彰」
を受賞された二戸市の「工藤 佻さん」の活動事例発表も行われました。
各地産直などで、地産材料を使って手作りのお団子
などを販売している実績を買われてのご受賞でした。

この方がナント、御歳78歳だそうです。
最初、壇上に上がられた工藤さんは
小さなカワイイお婆ちゃんで、
ひな壇の机の上から、かろうじてお顔がヒョッコリ出ている状態で
「??」と思ってしまった程でした。

「皆様、こんなお婆さんの私の話を、聞き上手なところで、ぜひ
 最後までお願い致します。」
とお話が始まりました。
工藤さんは、ご友人におすそ分けする、自家製のお団子が
とっても好評だったので、
「いつか販売許可を取って、お団子を堂々と売りたい!
 そして、地場産のモノを使って、農家が潤い、近所の人と共に
 働くことで、近所が潤い、また、それを食べた消費者の心が潤えばいい。」
と強く思い続けていたそうです。
そして、念願を叶えたのは、66歳だったそうです。
それから約10年、地道に商売を重ねて
今は各方面から引っ張りダコで、とても楽しい時間をお過ごしだそうです。
お歳を重ねていらっしゃっても、
夢を叶える時期は関係なく、いつだって、前に進める事ができる
という事を、工藤さんを見て知りました。
素敵なお婆ちゃん。
三谷家はよく、工藤さんのお団子を購入していた。
まさか、このお婆ちゃんが作っていらしゃったとは・・・。
今度、またお団子を買って家族でいただこう。
その時は、「商品」の裏側のお婆ちゃんの熱い想いも
一緒にいただこう。
お婆ちゃんのパワーもいただこう。
本当に素敵な事例発表でした。